2013年8月19日月曜日

「何をどう撮るか?」を考えさせるデジ一入門書:世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書

鉄道写真で有名な中井精也さん解説の
デジタル一眼レフカメラの入門書。

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書
中井 精也 ニコン カレッジ

インプレスジャパン 2010-04-23
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とても読みやすい本なのでご紹介します。

この本が他のカメラマニュアル本と違うのは、
始めから難しい技法を解説するのではなく、
「何をどう撮るか?」という撮影者のテーマを最も大切な事として
それを表現するために必要になる技術を解説している、という点です。

実際、今はカメラの機能が相当進化しているので、
オート設定にしておけばそれなりの写真は撮れます。
だからこそ、撮影者がどのような意図で
撮影したかが重要になるのではないでしょうか。

そういった意味で、とても現代的な写真の入門書だと思います。

「マニュアル(設定)至上主義」のような感じではなく、テーマに
合わせて撮影するためにカメラの「フィルター」や「ホワイトバランス」
の機能も使いこなすように解説されています。

ページ毎に入っている中井さんのイラストカットも、
可愛らしくて和みます。

とはいえ、基本的なカメラの解説はされているので、
デジタル一眼レフカメラを初めて購入した初心者の方も、この本を読めば
楽しい写真ライフを始められるのではないでしょうか。

*監修がNikonなので、設定などはNikonのカメラに即したものになっています。

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