2014年5月9日金曜日

大量虐殺者の心理とは?:映画「アクト・オブ・キリング」を観ました

話題のドキュメンタリー映画「アクト・オブ・キリング」を観に行きました。


これが“悪の正体”なのか―――。60年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の大虐殺。その実行者たちは、驚くべきことに、いまも“国民的英雄”として楽しげに暮らしている。映画作家ジョシュア・オッペンハイマーは人権団体の依頼で虐殺の被害者を取材していたが、当局から被害者への接触を禁止され、対象を加害者に変更。彼らが嬉々として過去の行為を再現して見せたのをきっかけに、「では、あなたたち自身で、カメラの前で演じてみませんか」と持ちかけてみた。まるで映画スター気取りで、身振り手振りで殺人の様子を詳細に演じてみせる男たち。しかし、その再演は、彼らにある変化をもたらしていく…。
映画「アクト・オブ・キリング」|公式サイト 2014年4月 シアター・イメージフォーラム他 全国順次公開

■シアター・イメージフォーラムは満員御礼

渋谷のシアター・イメージフォーラムで午前の回に合うように
行ったのですが、満席で、次の回の整理券を貰って待ちました。

私が入った回、自分はもちろん座れたのですが、通路に座る方も多く
この回も満員御礼という感じでした。

◯面白かった点

・実際に虐殺の当事者が語る圧倒的なリアリティ。

・深刻なテーマでありながら、マツコ・デラックスのような
 太っちょ男性、ヘルマンの存在が、不気味なコミカルさを演出。

・言葉を失う最後のシーン

▲イマイチな点

・流れはあるが、ドキュメントなので多少ダレる。

◆まとめ

私は、映画にはある程度のエンターテイメント性を求めているので、
今年一番!とまでは感じませんでしたが、
観た後でとても色々な事を考えさせられる映画でした。
またDVD化したら観てみたいと思います。

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