2013年7月16日火曜日

父と子の絆とは?:パーフェクト ワールド/クリント・イーストウッド


映画感想です。ネタバレあります。

1963年秋のアメリカ合衆国テキサス州。刑務所から脱獄したテリーとブッチは、逃走途中に民家へ押し入る。彼らは8歳の少年フィリップを人質に逃亡するが、ブッチはフィリップに危害を加えようとしたテリーを射殺し、2人で逃避行を続ける。
ブッチを追跡する警察署長のレッドは、少年時代のブッチを少年院に送った元保安官であり、それを契機に常習犯となったブッチに対して責任を感じ、己が手で彼を逮捕しようと思っていた。レッドの捜査には犯罪心理学者のサリーが同行、2人は反発しつつも徐々に打ち解けていく。
一方、宗教的に厳格な母子家庭で育ったフィリップと、彼に対して父親のように接するブッチとの間には友情が芽生えていく。自らの父がかつて1度だけよこしたアラスカからの絵ハガキを大事に携行していたブッチは、フィリップを連れてアラスカ(パーフェクト・ワールド)を目指す。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パーフェクト・ワールド

◎面白かった点

・犯罪者と子供の疑似的な父子関係
犯罪者と誘拐された子供というシチュエーションなのにも関わらず、
二人が次第に父と子のように打ち解けていくところ。
父と子のロードムービーで、心が温まります。
それだけに、最後の家に宿泊した以降の展開には、胸が詰まります。

▲イマイチだった点

・警察側の見せ方
警察側の見せ方が分かり辛かった。

心理捜査担当の女性捜査官は、意味有りげに登場した割には
その能力を特に発揮する事も無く、
なんのためにいたのかも良くわからなかった。

また、警察側が登場すると、必要性を感じないギャグパートが多く、
ただの間抜けな人たちに見えてしまいました。

なので、最後のシーンもブッチが打たれて悲しい…、というよりも
なんでこんな馬鹿な警察なんだ、という憤りの方が強くなりました。

満足度:★★★


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