サスペンス映画の良い指南書：荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟

漫画、『ジョジョの奇妙な冒険』は小学校5年生から読んでいて、
ずっと一番好きな漫画です。

作者の荒木飛呂彦先生の、サスペンス映画批評。

私は普段、映画をあまり見ないのですが、その理由に
「2時間見てつまらない内容だったらどうしよう…」
という事があります。

映画を観るのが嫌いな訳ではないのですが、
もともとそんなに映像を観るのが得意ではないので、
ある程度面白さが保証されている映画を観たいのです。

そこにこの本。荒木先生オススメの作品なら間違えはありません。
しかも、『ジョジョ』の演出にも大きな影響を与えている
サスペンス映画という事で、この本を読んでから、紹介されている
映画を順番に観ています。

■『ジョジョ』のネタ元？

前回は、ホラー映画の本だったので、紹介されている映画自体を
そんなに頻繁に観たいとは思わなかったのですが、今回はサスペンス。
『ジョジョ』の漫画を読むような気持ちで映画を観る事ができて、
とても楽しんでいます。
所々、これは、『ジョジョ』で参考にしたシーンじゃないか？
とか思う所もあって、それを推測しなが観るのも楽しいです。

■荒木先生の極秘創作ノート

また、本書には、荒木先生が映画の内容を書き留めている極秘ノートの写真も
少し出てくるのですが、これはゾクッと来ました。
荒木先生のアイデアが衰えない秘密を垣間見た気がします。

とても読みやすい映画批評なので、是非、続編を期待したいです。


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満足度：★★★★★

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